- 平日夜は疲れて勉強する気力が残らない…
- 休日にまとめてやろうと思っても予定が入ってしまう
- 会社の飲み会や接待が断れず、計画通りに進まない
「宅建試験は独学でも受かる」と言われることが多いですが、それは簡単なことではありません。特に社会人にとっては、時間の制約、体力の限界、そしてモチベーションの維持という壁が立ちはだかります。
私はフルタイム勤務の社会人として独学で宅建に挑戦し、なんと4回も落ちてしまいました。そして、5回目にようやく合格できたとき、嬉しさと同時に「もっと早く効率の良い勉強法を選べばよかった」と心から感じました。
この記事では、その失敗体験をもとに、社会人が独学で宅建に挑戦する現実、具体的なスケジュール、そして結論として「社会人は効率化が命」である理由をお伝えします。
社会人が独学で宅建に挑戦する現実

平日夜の疲労との戦い
フルタイム勤務の社会人にとって、平日の夜はとにかく体が疲れています。
帰宅が19時、夕食や家事を済ませれば21時近く。集中力は続かず、30分過去問を解けば眠気に襲われる…。そんな毎日でした。

勉強しても全然頭に入ってこない!
さらに厄介だったのが、会社の飲み会や接待です。断りたくても「付き合いだから」と断れないことが多く、せっかく作った勉強時間が消えていきます。
翌日も二日酔いで使い物にならず、「また勉強できなかった…」と自己嫌悪に陥ることもしばしばでした。
👉 関連記事:[宅建 過去問だけでは合格できない?失敗体験から学ぶ勉強法]
意外と休日も勉強ができない
「平日できなかった分は休日にまとめてやればいい」と思っていましたが、現実はそう簡単ではありませんでした。
- 家族や友人との予定
- 食材や日用品の買い物
- 平日にできない用事や掃除
気がつけば1日のうち勉強に使えるのは数時間程度。1週間分の疲れも残っていて、集中力は長く続きませんでした。

休日でも計画通りに進まないことが多々ありました。
継続することの難しさ

独学は孤独との戦い
独学の魅力は自分の采配で自由に勉強できる点ですが、逆に言えば誰も助けてくれないということです。進捗管理も自己責任、疑問点も自分で調べなければいけません。
- 「今の勉強法で合っているのか?」
- 「もう間に合わないんじゃないか?」
こうした不安に何度も押し潰されそうになりました。

この孤独感は、勉強を続ける上で最大の敵と言っても過言ではありません。
モチベーションの維持が難しい
最初は「絶対合格するぞ!」と気合十分。しかし、勉強を始めて数ヶ月、過去問を繰り返し解く日々が続くと、だんだんマンネリ化してきます。
正直なところ、4回も落ち続けた私は「もう無理なんじゃないか」と諦めかけたことも何度もありました。

独学の勉強法は同じことの繰り返しなので楽しくない。
👉 関連記事:[宅建は過去問だけじゃ無理?独学でつまずく人が知らない合格への本質]
宅建独学のリアルなスケジュール

平日のスケジュール例
- 6:30 起床、早めに会社に到着して前日の復習(30分)
- 9:00-18:00 仕事 昼休みに復習(30分)
- 19:00 帰宅、夕食・家事
- 21:00-22:30 過去問演習・テキスト復習(1時間)
- 23:30 就寝

飲み会が入る日はこのスケジュールが崩れ、勉強ゼロの日が増えるのが最大の課題でした。
休日のスケジュール例
- 8:00 起床、午前中は過去問演習(2時間)
- 午後は平日にできない用事。(時間があれば勉強)
- 夜にテキスト読み込みや過去問(1-2時間)
このように、平日・休日ともに時間のやりくりが非常に重要になります。本当はもっと勉強するべきだったのですが、自分の体調を崩さないことを中心に考えたスケジュールがこれでした。

家族の予定や友人の予定が入る日は、勉強時間を確保できない事もありました。
👉 関連記事:[社会人が宅建に合格するための勉強時間とスケジュール]
結論:社会人は効率化が命!

時間は有限、選択と集中が必要
私が最終的に気づいたのは、「全部自分でやろうとするのは非効率」ということ。4回目の不合格を経験した後、私は心底「最初から通信講座を利用しておけば良かったな」と後悔しました。
特に、私が一番つらかったことは分からないところを自分で調べるという作業でした。これだけで時間を消費してしまうし、結局理解もあいまいで「なんとなく」で済ませることも多かったです。

効率的に重要ポイントを押さえ、無駄を省くことで、もっと早く合格できていたと今なら思います。
通信講座のメリット
通信講座なら、独学では負担の大きい部分を効率的にカバーしてくれます。
- 出題傾向や重要ポイントを教えてくれる
- 学習スケジュールが自動的に管理される
- 疑問点をすぐに解消できる

社会人にとって、効率化は合格への最短ルートです。
👉 関連記事:[宅建士おすすめ通信講座3選!【人気8社を徹底比較】]
まとめ|社会人のあなたへ伝えたいこと

社会人が宅建試験に独学で挑戦するのは、想像以上にきつい挑戦です。もちろん不可能ではありません。
だけど、限られた時間、限られた体力の中で勉強を継続していくには、「効率化」が絶対条件です。
- 独学は孤独で続けるのが難しい
- 平日・休日の時間のやりくりが最大の課題
- 飲み会や家庭の予定でスケジュールが崩れがち
- モチベーションの維持には仕組みが必要
- 通信講座は強力な武器

私のように何年も無駄にする前に、自分の現状に合った最適な学習法を選んでください。
今この記事を読んでいるあなたが、無駄な時間を過ごさず、最短ルートで合格を勝ち取れることを心から願っています。
ぜひ、自分に合った勉強法を選び、最初の一歩を踏み出してください♪