広告
- 「模試を受けたのに、結局どこを復習すればいいかわからない」
- 「過去問は解けるのに、模試になると点数が安定しない」
- 「管理業務主任者は取れたけど、マンション管理士は別物に感じる」
マンション管理士試験の模試を受けたあと、このような不安を感じる方は少なくありません。
結論から言うと、マンション管理士試験の模試は、点数を見て一喜一憂するためのものではありません。
本当に大切なのは、模試を受けたあとに、
- どの分野で失点したのか
- なぜ間違えたのか
- 本番までに何を修正すべきか
を明確にすることです。
模試は、実力チェックではなく弱点修正ツールです。
特にマンション管理士試験は、区分所有法・標準管理規約・民法・建築設備など、細かい知識と判断力が問われます。
そのため、模試で見つかったミスを放置すると、本番でも同じように失点する可能性があります。
この記事では、マンション管理士試験に合格するための模試復習法を、合格者目線でわかりやすく解説します。
あわせて、独学で模試を受けっぱなしにしないための直前模試・解説講義の活用法も紹介します。

私自身、管理業務主任者試験に合格したあとでも、マンション管理士の模試では思ったように点数が安定しませんでした。でも、点数ではなく“間違い方”を見るようにしてから、直前期の勉強がかなり整理されました。
マンション管理士の模試は「受けた後」が重要
マンション管理士試験の模試で大切なのは、受けた直後の行動です。
模試の点数が良くても、根拠が曖昧なまま正解していた問題が多ければ、本番では失点する可能性があります。
反対に、模試の点数が悪くても、間違えた原因を正しく分析できれば、本番までに十分修正できます。
つまり、模試の価値は点数そのものではありません。
本番前に弱点を見つけ、あと1点を拾うための材料にすることです。
マンション管理士試験は、合格点付近に受験生が集中しやすい試験です。
だからこそ、直前期は「大きく伸ばす」よりも、落としてはいけない問題を落とさないことが重要になります。
特に、
- 区分所有法と標準管理規約の混同
- 民法の基本論点の取りこぼし
- 建築設備の苦手意識
- 問題文の読み違い
- 時間配分の失敗
このあたりは、模試で見つけて本番前に修正しておきたいポイントです。

模試の点数に落ち込む必要はありません。むしろ、本番前にミスできたこと自体が大きな収穫です。
模試で点数が伸びない人の共通点
模試を受けても点数が伸びない人には、いくつか共通点があります。
① 間違えた問題だけを眺めて終わっている
模試の復習でよくある失敗が、解説を読んで「なるほど」で終わってしまうことです。
これでは、次に似た問題が出ても同じように間違える可能性があります。
大切なのは、正解を確認することではありません。
なぜ自分がその選択肢を選んだのかを確認することです。
たとえば、
- 条文知識が曖昧だった
- 問題文の「できる」「できない」を読み違えた
- 区分所有法と標準管理規約を混同した
- 管理業務主任者の知識でなんとなく判断した
- 時間に追われて焦った
- 選択肢を最後まで読んでいなかった
このように、間違えた原因を分ける必要があります。
同じ1問ミスでも、原因によって復習方法は変わります。
知識不足ならテキストに戻るべきですし、読み違いなら解き方のルールを見直すべきです。
② 正解した問題を復習していない
模試の復習では、間違えた問題だけを見がちです。
しかし、マンション管理士試験では、たまたま正解した問題も要注意です。
特に、次のような問題は本番では落とす可能性があります。
- 2択まで絞ったけど勘で選んだ
- 理由は説明できないけど正解した
- 消去法でなんとなく選んだ
- 過去問で見た記憶だけで選んだ
- 正しい肢は選べたけど、他の肢の判断が曖昧だった
マンション管理士試験では、選択肢の細かい違いで迷うことが多いです。
そのため、正解していても根拠が曖昧なら、復習対象に入れましょう。

正解していても、理由を説明できない問題は危険です。本番で同じように正解できるとは限りません。
③ 管業・宅建の感覚で解いてしまう
管理業務主任者や宅建に合格している人でも、マンション管理士試験では苦戦することがあります。
理由は、マンション管理士試験の方が、より細かい制度理解や判断力を求められるからです。
もちろん、管業や宅建の知識は役立ちます。
ただし、その感覚だけで解くと失点することもあります。
特に注意したいのは、次のような論点です。
- 区分所有法と標準管理規約の違い
- 集会と総会の違い
- 管理者と理事長の違い
- 共用部分と専有部分の判断
- 規約で別段の定めができるかどうか
- 民法と区分所有法の関係
- 建築設備の細かい知識
管理業務主任者試験では取れた知識でも、マンション管理士試験ではより深く問われることがあります。
模試では、その「わかったつもり」を見つけることが大切です。
マンション管理士の模試復習テンプレ|間違いを3分類する
ここからは、実際に使える模試復習テンプレを紹介します。
模試で間違えた問題は、次の3つに分類してください。
| 分類 | 内容 | 対処法 |
| 知識不足 | 条文・数字・制度を覚えていない | テキストに戻って再確認 |
| 判断ミス | 知っていたのに選べなかった | 間違えた理由をメモする |
| ケアレスミス | 読み違い・マークミス・時間切れ | 解き方と時間配分を修正する |
この3分類をするだけで、復習の質がかなり変わります。
ただ解説を読むだけではなく、「自分の失点パターン」を見つけることが目的です。
知識不足はテキストに戻る
知識不足で間違えた問題は、解説を読むだけでは不十分です。
必ずテキストに戻って、周辺知識まで確認しましょう。
たとえば、模試で「区分所有法の集会決議」の問題を間違えた場合、該当箇所だけでなく、
- 普通決議
- 特別決議
- 規約の設定・変更・廃止
- 共用部分の変更
- 建替え決議
- 標準管理規約での扱い
まで確認します。
1問だけ直しても、同じテーマの別角度で出題されたら対応できません。
模試で間違えた論点は、周辺知識までまとめて復習するのがコツです。
判断ミスは「なぜ迷ったか」を書く
判断ミスとは、知識はあったのに正解できなかったミスです。
マンション管理士試験では、この判断ミスがかなり多くなります。
たとえば、
- 2択まで絞ったのに違う方を選んだ
- 「できる」と「できない」を読み違えた
- 問題文の主語を見落とした
- 区分所有法と標準管理規約を混同した
- 管業の知識で判断してしまった
- 条文の原則と例外を逆に覚えていた
このようなミスです。
判断ミスを減らすには、間違えた問題の横に一言メモを残すのがおすすめです。

「何を間違えたか」より、「なぜ間違えたか」。ここを見ないと、同じミスを繰り返します。
ケアレスミスは仕組みで防ぐ
ケアレスミスは、気合いだけでは減りません。
必要なのは、仕組み化です。
たとえば、
- 問題文の「正しいもの」「誤っているもの」に丸をつける
- 迷った問題には印をつけて後で戻る
- 最後の10分は見直し時間として残す
- マーク位置を10問ごとに確認する
このように、事前にルールを決めておくことが大切です。
マンション管理士試験は50問を120分で解きます。
単純計算では1問あたり2分24秒ですが、実際には見直し時間も必要です。
そのため、模試の段階で時間配分を練習しておきましょう。
大切なのは、自分なりの解くリズムを模試で作っておくことです。
分野別|模試後に優先して復習すべき論点
模試の復習では、すべての問題を同じ熱量で復習する必要はありません。
大切なのは、本番で得点につながりやすい分野から優先して直すことです。
特にマンション管理士試験では、次の分野を優先して復習しましょう。
区分所有法
区分所有法は、マンション管理士試験で避けて通れない最重要分野です。
集会の決議要件、管理者、規約、共用部分、義務違反者への対応、建替えなどは頻出です。
模試で区分所有法を落としている場合は、最優先で復習しましょう。
特に、条文の原則と例外が曖昧なままだと、選択肢を最後まで切れません。
区分所有法は、ただ暗記するだけではなく、
- 誰が
- 何を
- どの要件で
- どこまでできるのか
を整理することが大切です。
標準管理規約
標準管理規約は、区分所有法と混同しやすい分野です。
総会、理事会、理事長、監事、管理組合の運営などは、条文の言い回しまで確認しておきたいところです。
模試で間違えた場合は、「区分所有法の話なのか、標準管理規約の話なのか」を必ず整理しましょう。
この違いを曖昧にしたままだと、本番で選択肢を切れなくなります。
特に注意したいのは、
- 集会と総会
- 管理者と理事長
- 規約と細則
- 共用部分の変更
- 理事会の決議
- 監事の権限
このあたりです。
マンション管理士試験では、似た制度の違いを正確に判断できるかが得点差になります。
民法
民法は重要ですが、直前期に深追いしすぎるのは注意です。
意思表示、代理、時効、債務不履行、契約不適合責任、相続などの基本論点を優先しましょう。
模試で民法を間違えた場合は、「基本知識で取れる問題だったか」を確認してください。
基本問題を落としているなら、すぐに復習すべきです。
一方で、細かすぎる難問であれば、必要以上に引きずらなくてOKです。
マンション管理士試験では、民法だけで満点を狙うより、区分所有法や標準管理規約とのバランスが大切です。
建築・設備
マンション管理士試験で苦手にする人が多いのが、建築・設備です。
ただし、ここをすべて完璧にしようとすると時間が足りません。
直前期は、頻出論点に絞って復習しましょう。
たとえば、建築基準法、給排水設備、消防設備、電気設備、長期修繕計画、大規模修繕など、頻出論点を中心に確認しましょう。
建築・設備は難しく感じやすいですが、基本問題を拾えるだけでも得点は安定します。
完璧を目指すより、取れる問題を確実に拾う意識が大切です。
会計・管理実務
会計や管理実務も、苦手な人が多い分野です。
ただし、基本問題を落とすのはもったいないです。
会計は、貸借対照表・損益計算書・仕訳の基本を中心に確認しましょう。
管理実務では、管理組合の運営、管理委託契約、長期修繕計画、修繕積立金などの基本論点を優先します。
直前期は、難しい会計処理を深追いするより、基本問題を落とさないことが大切です。
直前期の模試活用スケジュール
模試は、受ける時期によって目的が変わります。
試験2か月前〜1か月前:弱点を洗い出す
この時期の模試は、点数を気にしすぎなくて大丈夫です。
目的は、弱点の棚卸しです。
次のような箇所を意識して確認しましょう。
- どの分野が弱いのか
- 時間配分は足りるのか
- 問題文を正確に読めているか
- 管業・宅建の知識に頼りすぎていないか
- 正解した問題の根拠は明確か
この時期に弱点が見つかれば、まだ修正できます。
模試1回目は、合否判定ではなく、本番までの勉強方針を決める材料です。
試験1か月前:復習の優先順位を決める
試験1か月前は、何をやるかよりも、何を捨てるかが大切になります。
模試の結果をもとに、
- すぐに伸ばせる分野
- 復習すれば取り戻せる分野
- 深追いしない分野
を分けましょう。
たとえば、区分所有法や標準管理規約の基本問題を落としているなら、最優先で復習すべきです。
一方で、民法の難問や建築設備の細かすぎる問題に時間を使いすぎるのは危険です。
残り1か月は、合格点に近づくための勉強に絞りましょう。

直前期は、全部を完璧にする時期ではありません。本番で落としてはいけない問題を、確実に取りにいく時期です。
試験1〜2週間前:本番形式で仕上げる
試験直前期は、本番と同じ時間で模試を解いておきましょう。
この時期の目的は、知識を増やすことよりも、本番で崩れない準備をすることです。
確認すべきポイントは、次のような点です。
- 120分集中できるか
- 最後まで解き切れるか
- 見直し時間を残せるか
- 迷った問題を後回しにできるか
- マークミスを防げるか
- 難問に引っ張られすぎないか
本番で焦らないためには、本番形式の練習が欠かせません。

一度でも120分通して解いておくと、当日の焦り方が変わります。
著者の本音|市販模試だけでは少し不安だった
私もマンション管理士試験の勉強で、市販模試を使った経験があります。
市販模試は手軽に取り組めますし、本番形式に慣れるという意味では役立ちました。
ただ、実際に使ってみると、
- 難易度が本試験と少し違う気がする
- 解説を読んでも判断理由がわかりにくい
- 自分の復習方法が合っているのか不安
- どの論点を優先すべきか迷う
- 点数が悪いと必要以上に落ち込む
と感じることもありました。
特に独学では、解説を読んだつもりでも、自分の理解がズレたまま進んでいないか不安になることがあります。
もちろん、市販模試がダメというわけではありません。
独学で復習を回せる人なら、市販模試や過去問演習でも十分です。
ただ、解説を読んでも判断理由が整理できない人や、復習の方向性に不安がある人は、解説講義つきの模試の方が復習しやすいと感じました。
特にマンション管理士試験は、知識の暗記だけでなく、選択肢を切る判断力が問われます。
そのため、市販模試だけで不安が残る人は、解説講義つきの直前模試を選択肢に入れておくと安心です。
独学で模試復習が不安な人は「解説講義つき模試」も選択肢
模試は独学でも活用できます。
ただし、独学の場合、解説を読んでも「なぜ間違えたのか」「次に同じ論点が出たらどう判断すればいいのか」まで整理しきれないことがあります。
特にマンション管理士試験は、区分所有法・標準管理規約・民法・建築設備など、似た制度や細かい知識を使って選択肢を判断する必要があります。
そのため、模試を受けっぱなしにしてしまうくらいなら、解説講義つきの直前模試を使うのも一つの方法です。
解説講義があれば、
- どこで引っかかったのか
- どの知識を使えばよかったのか
- どの選択肢を先に消せばよかったのか
- 本番ではどう判断すべきか
- 復習すべき論点はどこか
を確認しやすくなります。
ここまで模試復習をしてみて、「自分だけで弱点を修正できるか不安」「解説講義つきで最後の仕上げをしたい」と感じる方は、アガルートの直前模試も確認してみてください。
※講座名・価格・内容は年度によって変更される可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。
アガルートの直前模試が向いている人

アガルートの直前模試は、次のような不安がある方に向いています。
- 本番形式で時間配分を確認したい人
- 独学で模試を復習しきれるか不安な人
- 解説講義つきで「なぜ間違えたのか」まで確認したい人
- 直前期にあと1〜2点を取りにいきたい人
- 市販模試だけでは本番対策に不安が残る人
マンション管理士試験では、知識があっても本番形式になると点数が安定しないことがあります。
直前期は「新しい知識を増やす」よりも、今ある知識を本番で使える状態にすることが大切です。
その意味で、解説講義つきの直前模試は、最後の仕上げとして活用しやすい教材といえます。
直前期は、完璧を目指すより「落としてはいけない問題を落とさない」ことが大事です。
その確認に、直前模試は使いやすい教材といえます。
模試復習でやってはいけないNG行動3つ
最後に、模試復習でやってはいけない行動も確認しておきましょう。
① 点数だけ見て落ち込む
模試の点数は、あくまで現在地です。
大切なのは、点数そのものではなく「どの分野で落としたか」「なぜ間違えたか」「本番までに何を直すか」です。
点数が悪くても、弱点が見つかったなら十分意味があります。
② 解説を読んで終わる
解説を読んで理解したつもりになるのも危険です。
本当に定着させるには、テキストに戻り、同じテーマの過去問を解き直すことが大切です。
特に知識不足で間違えた問題は、1回の復習だけで終わらせないようにしましょう。
③ 難問ばかり復習する
直前期に難問ばかり追いかけるのは危険です。
合格に必要なのは、みんなが取る基本問題を落とさないことです。
区分所有法・標準管理規約・民法の基本論点、建築設備の頻出論点など、得点につながりやすいところから復習しましょう。
難問に時間を使いすぎると、本来取れるはずの問題を落とす原因になります。
直前期は、難しい問題を追いかけるより、取れる問題を確実に取ることを優先してください。
まとめ|模試は点数より「修正」が目的

マンション管理士試験の模試は、点数を見て合否を占うものではありません。
本番前に弱点を見つけ、修正するための練習です。
模試を受けたら、次の流れで復習しましょう。
- 間違いを「知識不足・判断ミス・ケアレスミス」に分ける
- 正解した問題でも根拠が曖昧なら復習する
- 区分所有法・標準管理規約・民法・建築設備を優先する
- 直前期は本番形式で時間配分を確認する
- 独学で不安なら解説講義つき模試も活用する
模試の点数が悪くても、落ち込む必要はありません。
むしろ、本番前に弱点が見つかったと考えましょう。
模試は、失敗するための場所です。
本番で同じミスをしないために、今のうちに間違えておく。
そして、今日の復習で直した1問が、本番での1点になります。
マンション管理士試験では、その1点が合否を分けることもあります。
独学で模試を受けっぱなしにしたくない方や、解説講義つきで最後の仕上げをしたい方は、アガルートの直前模試も確認してみてください。
また、試験1か月前の勉強法に不安がある方は、以下の記事も参考にしてください。