- 「管業は意味ないって聞いたけど本当?」
- 「宅建だけで十分じゃない?」
- 「取ったところで年収は上がらないのでは…?」
宅建士のように知名度も高くないし、転職に有利かどうかもわからない。
SNSでは「意味ない」「評価されない」なんて声も見かけて、不安になりますよね。
私も周りから「それ取った意味なかったでしょ?」と聞かれることもあります。
結論から言います。
「目的が曖昧なまま取る人にとっては、意味がない」
でも、使いどころを間違えなければ“強い武器”になります。
この記事では、不動産業界に勤めながら不動産4資格(宅建・賃管士・管業・マン管)を取得した私が、実際の経験をもとに「管理業務主任者の必要性」や「本当に意味がないのか?」を本音で解説します。

この記事を読み進める前に、ひとつだけお伝えします。
もしマンション管理会社を目指していないなら、優先すべきは宅建です。
マンション管理業界を目指す予定がない方は、まず宅建士の魅力をチェックしてみてください。
▶︎ 宅建資格のメリットとは?転職や収入への影響を解説
管理業務主任者が「意味ない」と言われる3つの理由
① 宅建より知名度が低い
「宅建は知ってるけど、管理業務主任者って何?」正直、これが世間のリアルです。
宅建は“不動産の王道資格”。
一方で管理業務主任者は、マンション管理というニッチな領域の資格。

だからマンション管理会社以外では
宅建のように評価されにくいことも事実です。
② 単体では年収が劇的に上がらない
「これ取ったら給料どれくらい上がるの?」
ここが、みんな一番気になるところだと思います。
宅建は“資格手当 月1〜3万円”が明確に出る会社も多いですが、
管理業務主任者は会社によってバラつきが大きいです。

だから、「頑張って取ったわりに、あまり変わらなかった」
という声が出てしまいます。
③ マンション管理業界以外では必須ではない
売買仲介や賃貸仲介を中心に働くなら、正直この資格がなくても困りません。
マンション管理というニッチな領域だから
正直、「宅建があれば十分じゃない?」そういう意見が出るのも無理はありません。

だけど、ここに大きな誤解もあります。
「必須ではない=価値がない」ではありません。
管業は本当に意味ないのか?
答えはNO。です
なぜなら、マンション管理会社では“設置義務資格”だからです。
マンション管理業を営むには
事務所ごとに一定数の管理業務主任者を設置することが法律で義務付けられています。
つまり、管理会社にとっては「いてもいい資格」ではなく、“いなければ困る資格”です。
さらに、管理会社の求人では「有資格者優遇」「資格手当あり」と記載されているケースも少なくありません。

つまり、評価される業界では、確実に武器になります。
【重要】取って後悔する人の特徴3選
① 順番を間違えてしまう人
管業は宅建がなくても受験できます。
ただ、不動産業界全体で見ると宅建は土台、管業は専門特化。
マンション管理に進むと決めているなら問題ありません。
でも将来の方向性が広いなら、先に宅建を取ったほうが選択肢は広がります。
※宅建の位置づけはこちらで詳しく解説しています
👉 宅建士のメリットとは?転職や収入への影響を徹底解説

後から宅建を取り直すことがないように注意しましょう。
② 使う場面を想像できてない人
「何か資格を持っていれば安心」その気持ちはすごく分かります。
ただ、管業は“取っただけ”では評価されにくい資格です。
マンション管理や区分所有法の知識を、実務で使ってこそ価値が出る。

だからこそ、
“どう活かすか”まで考えていないと後悔しやすい。
③ 働く場所が違えば、価値も変わる
売買や賃貸の仲介を中心としている会社で働くなら、管業はそこまで評価されません。
働く場所が違えば、資格の価値も変わります。

でもマンション管理会社なら“強い武器になる”。
宅建と管業でまだ迷っているなら、まず難易度と勉強時間の違いを整理してみてください。
👉 宅建と管理業務主任者はどっちが簡単?試験の難易度を徹底比較!
管理業務主任者が「意味ある人」とは?
まずは“この資格が必要かどうか”を見極めるために、意味のある人・そうでない人をはっきり分けましょう。
管理業務主任者が意味ある人
- マンション管理会社に勤めている、または就職・転職を考えている
- 管理部門へ異動希望
- 将来的にマンション管理士を取りたい(試験範囲が7〜8割重なる)
- 管理組合や区分所有法に関する知識を深めたい

マンション管理に進みたい人は最初から挑戦するのはアリ。
意味がない・おすすめしない人
- 管理会社に入る予定がない
- 不動産売買や仲介をメインにしたい(宅建士で十分)
- 賃貸管理だけで完結したい(賃貸不動産経営管理士でOK)

不動産業界に入ることが前提なら、まず宅建からがセオリーです。
他資格との戦略的な順番
私は4冠資格をすべて取得しましたが、
取る順番で「効率」も「活用度」も大きく変わります。まずは優先度を確認しましょう。
| 資格 | 役割 | おすすめの取得順 |
| 宅建士 | 不動産取引の土台 | 1番目 |
| 賃貸不動産経営管理士 | 賃貸管理に特化 | 2番目 |
| 管理業務主任者 | マンション管理に特化 | 3番目 |
| マンション管理士 | 管理組合コンサル | 最後 |
ただし、不動産資格は難易度よりも“どの仕事をしたいか”で選ぶほうが合理的です。
判断の目安はシンプルです。
- 売買・仲介中心なら → 宅建
- 賃貸管理を深めたいなら → 賃貸不動産経営管理士
- マンション管理会社で働くなら → 管理業務主任者

管理業務主任者が「意味ない」と感じる人の多くは、
この“目的”を考えずに選んでしまっています。
管理業務主任者の難易度・勉強スケジュールのまとめはこちら
▶管理業務主任者試験の勉強時間や出題傾向と対策を徹底解説!
“本当の活かしどころ”4冠資格者が感じた本音
正直に言うと、
管業が一番活きるのはマンション管理会社です。
でも、それだけではないことも事実です。
- 売買では「管理組合の状況」を読める営業になる
- 賃貸では「規約トラブル」を未然に防げる
- 賃貸管理では「オーナーとの会話」に説得力が出る
私はマンション管理会社には勤めてはいませんが、管業の知識を活かすことができています。
つまり、派手ではないが“地味に強い”資格だと感じています。
ここを評価される環境なら意味があるけど、評価されない環境なら優先度は下がる。
これもまた事実です。

どの資格を取るかは、
自身の将来像を明確にして挑戦することをおすすめします。
まとめ|管理業務主任者は意味ないのか?

管理業務主任者は、誰にとっても必要な資格ではありません。
でも、マンション管理会社で働くなら、「持っていないと弱い資格」です。
- 売買・仲介中心 なら→ まずは 宅建
- 賃貸管理を深めたいなら→ 賃管士
- マンション管理会社で働く/目指すなら → 管業
つまり結論はシンプルです。
資格に意味があるかどうかではなく、どの仕事をするかで価値が決まります。
管理業務主任者が意味ないと感じる人の多くは、
資格の順番や目的を整理しないまま選んでしまっていることが多いです。
「意味ない資格」なのではありません。“場所を間違えると意味がなくなる資格”です。

先に進む方向を決めれば、
取るべき資格は自然と見えてきます。